「皆の者、おふれでとりふ、おふれでとりふ〜」
「なんだなんだ」
「よいか皆の者、よく聞くでとりふ。これは王様からの重要なおふれでとりふ」
「お〜い、みんな、おふれだってよ〜」
「ここに王様からのおふれを立てていくので、よく読んで従うでとりふ」
「おい伝令、それはいいとして、そのいちいち最後につけてる『とりふ』ってなんだ?」
「と、とりふはとりふでとりふ・・・」
「それって『トリュフ』のことじゃないのか?」
「だ、だからそう言っているでとりふ」
「さてはお前『トリュフ』って言えないんだろ」
「そんなことないでとりふ」
「じゃあちゃんと言ってみろよ」
「・・・と、とりひゅ」
「やっぱり言えねえんじゃねえかー」
「ちくしょー、覚えてるでとょるふゅ〜!」
「みんな集まってなにしてるですかんぴ」
「あ、コミーナ、大変なのようにくらげ。
今、お城から伝令がおふれを持って来たんでうにくらげ。
それがねえうにくらげ、そのおふれというのが・・・」
「聞かなくてもわかるですかんぴ。
でもあたしはどうしたらいいのですかんぴうにくらげ〜」
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